日本人が使いこなせない英語

医療現場で使われている英文を考察します。

所属と関係を表す表現

所有 Possession

******************

 

人又は物が他に属していること、又は他に関係していることを表すときは、人称代名詞の所有格(「my」、「your」、「his」、「her」など)を使う。

 

 

数や序数は所有格の後で、名詞の前に記述する。

 

例1

 

Most dependent smokers state that they smoke their first cigarette of the day within 5 minutes of awakening.

 

ほとんどの喫煙中毒者は目覚めてから5分以内に(彼らに関係する)最初のタバコを吸うと言っている。

 

 

続きを読む

文は代名詞、接続詞や副詞でリンクさせる。

結合  Cohesion

******************

 

文を記述するときは、前に述べたことをつなげる必要がある。

 

前に述べた事を言及するときは人称代名詞(「you」、「we」など)又は所有代名詞(「yours」、「ours」など)を使う。

 

前に述べたことを言及するためには言及する名詞の前に限定詞(「the」、「your」など)を付ける。限定詞がなければ、同じ名詞が使われた場合、同一性が不明となるからである。

 

例1

 

Some physicians treat cobalamin deficient patients with vitamin B12 only when they exhibit symptoms or signs of frank cobalamin deficiency.

 

一部の医師はコバラミン(ビタミンB12)欠乏患者が明確なコバラミン欠乏の症状又は兆候があるときに限り、コバラミンで治療を行う。

 

 

続きを読む

誰か又は何かが不明の話。

不定代名詞 Indefinite pronouns

******************

 

不定代名詞は不特定の人や物を表す。

 

不定代名詞には「any」、「every」、「no」、「some」と「-body」、「-one」、「-thing」が組み合わされている。「anybody」、「anyone」、「anything」、「everybody」…など。

 

「-body」と「-one」は人を表し、「-thing」は物を表す。

 

例1

 

Colonoscopy is currently recommended for screening patients at average risk— that is, anyone older than 50 years.

 

結腸内視鏡が一般に通常のリスクのある患者、すなわち、50歳以上の成人、の検査に推奨される。

 

 

続きを読む

主語と目的語が同一人物又は同一物の場合に使用する。

再帰代名詞 Reflexive pronouns

******************

 

 

再帰代名詞は人称代名詞の所有格又は目的格に「self」を付けて「…自身」の意味を持つ。

 

同一の文で動詞の主語と目的語が同一人物または物の場合に動詞の直接又は間接目的語に再帰代名詞を使う。

 

例1

 

Many drug-dependent patients expose themselves to multiple risks due to intoxication, participating in dangerous illegal activities, and associating with potentially violent people.

 

薬剤異存患者の多くは自身を薬剤中毒、危険な違法活動への参加、及び暴力的な人々との関わりによる複数のリスクにさらしている。

 

 

続きを読む

何を強調したいかで、文の形(語順)が変わる。

文の強調を変える。 Changing sentence focus

******************

 

肯定文では主語はほとんどの場合文の先頭に来る。

 

文の一部を先頭に置くことによりこの部分を強調することができる。

 

文の部分を強調するときは、副詞語句を文の先頭に置く。

 

 

例1

 

Streptomycin was discovered in the late 1940s for the treatment of M. tuberculosis.

 

ストレプトマイシンは1940年代に結核の治療に使えることがわかった。

 

 

続きを読む

「one」と「ones」は何を意味するか?

指示代名詞 Demonstrative pronounces

 

******************

 

物理的な物や人を区別するとき指示代名詞「this」、「that」、「these」、「those」を使う。

 

「this」及び「those」は近くのものを示し、「that」及び「those」は離れているものを示す。

 

「this」及び「these」はこれから説明する事項を導くときに使うことができる。

 

例1

 

In general, nonpharmacologic approaches should be used in all delirious patients, and these are usually successful in managing symptoms.

 

一般的に、全ての譫妄患者には非薬剤療法を用いるべきであり、これら(の療法)で通常、症状が抑制可能である。

 

 

続きを読む

形式主語又は副詞「there」

Impersonal or adverbial “there”

***********************************

 

「there」は場所を表す副詞の他、形式主語としても使用できる。

 

形式主語「there」には「be」と名詞句が続く。

 

「there」に続く動詞は名詞句の単数形又は複数形に従う。

 

「there」には助動詞を続けることができる。

 

「there」が副詞のときは強調発音するが、形式主語のときは強調発音しない。

 

形式主語の「there」は何かの存在、何かの発生、及び数量の表現に使用する。

 

例1

 

There is considerable concern about the reliability and accuracy of the cardiac examination.

 

心臓の検査では信頼性と精度に重大な懸念がある。

 

 

例2

 

There are now more than 34 million persons 65 years and older in Japan. 

 

現在の日本の65歳以上の人口は3400万人以上である。

 

 

続きを読む