医療現場の英語

医療現場で使われる英語を解説します

glioblastoma

広告

神経膠芽細胞腫

神経膠芽細胞腫は脳の支持組織を形成する星状細胞で生じる腫瘍です。神経膠芽細胞腫は短時間に増殖し血管新生を行う悪性腫瘍です。

 

発生場所

 

神経膠芽細胞腫は通常大脳半球に発生しますが、脳の各部や脊髄にも発生します。

 

特徴

 

神経膠芽細胞腫は嚢胞性無機質、カルシウム堆積物、血管、及び各種細胞を含んでいます。

 

神経膠芽細胞腫の中央には死んだ細胞があります。神経膠芽細胞腫は通常の脳細胞から生じているため、これらを侵食して内部で生存します。神経膠芽細胞腫はほとんど転移しません。

 

症状

 

神経膠芽細胞腫は急速に増殖するため、ほとんどの症状は脳内の圧力増加に起因します。症状として、頭痛、むかつき、嘔吐、及び嗜眠があります。腫瘍の発生場所により、体の片側に力が入らなかったり、記憶及び/又は言語障害、及び視覚変化が起きます。

 

発生率

 

神経膠芽細胞腫は脳の腫瘍全体の15.4%で星状細胞腫の60から75%を占めます。神経膠芽細胞腫は加齢で増加し、女性より男性に多く発症します。

 

治療方法

 

神経膠芽細胞腫には多種の細胞が含まれているため、複数の治療法を組み合わせる必要があります

 

神経膠芽細胞腫の治療は、診断、脳内圧力の低下、及び手術により可能な限り多くの腫瘍を安全に除去します。神経膠芽細胞腫には指状の触手があるため、完全切除は困難です。特に、神経膠芽細胞腫が言語や調整などの重要な機能を制御する脳の部位で増殖している場合は切除が困難です。

 

手術で除去できない腫瘍の増殖を遅らせるために放射線療法と化学療法を行います。

 

予後

 

未分化の神経膠芽細胞腫の成人患者を治療した場合、平均余命は約2から3年です。侵襲的神経膠芽細胞腫患者を化学療法と放射線療法を併用して治療した場合の平均余命は14.6ヶ月です。