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医療現場の英語

医療現場で使われる英語を解説します

tuberculin skin test (TST)

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ツベルクリン反応検査

 

ツベルクリン反応検査は結核の発症、潜伏、活動を検査するためのもので、活動性結核を診断する検査ではありません。ツベルクリンの検査薬を手のひら側の前腕に皮内に注射します。注射後すぐにはっきりした膨疹が現れます。48時間以内にこの膨疹の直径を測ります。

 

  • 5mm:活動性結核発症リスクが高い。感染した場合は、過去の結核が胸部X線でわかった患者、HIV感染又は薬剤(TNF - α阻害薬又は1ヶ月以上プレドニゾンを1日あたり15mgに相当するコルチコイド)の服用患者、又は感染力のある結核患者に接触した患者。
  • 10mm:発症リスクが高い。例えば、注射による麻薬常習者、結核罹患率の高い地域からの最近移住してきた患者、感染リスクの高い施設(刑務所、ホームレス収容施設)の住人、特定の疾病のある患者(珪肺症、腎不全、糖尿病、頭頸部の癌)、胃切除術又は空回腸バイパス手術を受けた患者。
  • 15mm:発症リスクが低い。

 

ツベルクリン反応検査の結果は患者に熱があったり、高齢、又はHIVに感染、又は病気が重いと、偽陰性になります。彼らの多くはツベルクリン検査に反応しません。この状態をアネルギーと呼びます。アネルギーは阻害抗体が存在するか、多くのTセルが疾病部位に集まり、反応するTセルの数が少ないために生じます。患者が非結核性のマイコバクテリウム感染又はBCG接種を受けているとツベルクリン反応は擬陽性となります。ツベルクリン反応におけるBCG接種の影響は数年で弱まります。弱まった後に、ツベルクリン反応が陽性であると、結核感染の可能性があります。