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医療現場の英語

医療現場で使われる英語を解説します

acrocyanosis

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肢端チアノーゼ

 

肢端チアノーゼは機能的末梢動脈疾患です。寒さやストレスにより皮膚の下の微小血管が痙攣し両手、稀に両足が青白くなる無痛の疾患です。

 

症状

肢端チアノーゼは通常女性に多く発症します。手足と指が冷たく感じ、青色に変色します。手足や指が汗ばみ、はれます。ストレスや寒さを感じると手足や指が更に青色に変色します。暖めると症状が改善します。この疾患は無痛で、皮膚の損傷はありません。

 

肢端チアノーゼは結合組織症、閉塞性血栓血管、および中枢性チアノーゼの患者に発症することもあります。

 

診断

肢端チアノーゼは手足や指の症状で診断されます。

 

病因

正確な病因は明確ではありませんが、皮膚動脈や細動脈における血管痙攣と後毛細血管細静脈における代償拡張と酸素飽和度の低下によるものであると考えられています。

 

治療

多くの場合、治療は必要ありません。手足や指の皮膚が青く変色しても重大な疾患でないことに留意することが大切です。

 

潰瘍化や組織喪失は稀で、全体の予後は良好です。患者は体全体と手足を暖める必要があります。症状改善にα-アドレナリン遮断薬又はカルシウム・チャネル遮断薬が有効な場合があります。

 

Keywords

α-アドレナリン遮断薬α-adrenergic blocking agent;カルシウム・チャネル遮断薬 calcium-channel blocker;血管痙攣 vasospasm;結合組織症 connective tissue disease;後毛細血管細静脈 postcapillary venule;細動脈 arteriole;肢端チアノーゼ acrocyanosis;組織喪失 tissue loss;代償拡張 compensatory dilation;中枢性チアノーゼ central cyanosis

皮膚動脈 cutaneous artery;閉塞性血栓血管 thromboangiitis obliteran;末梢動脈疾患 peripheral arterial