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医療現場の英語

医療現場で使われる英語を解説します

types of psoriasis

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乾癬の種類

乾癬は発症する体の部位や形状により次の9種類に分かられます。

 

  • 尋常性乾癬 ― 尋常性乾癬は最も発症数の多い乾癬で、ほとんど完治しません。皮膚の乾燥、腫脹、発赤を特徴とする病変(プラーク)で銀白色で落屑性の皮膚細胞で覆われます。この病変は性器や、口内などの軟組織など体の至る所に出来ます。病変は体に数箇所以上現れることもあります。
  • 爪乾癬 ― 爪乾癬は手足の爪に現れます。爪の窪み、異常増殖、及び変色を特徴とします。爪は緩くなり、爪床から離れます(爪剥離症)。重症化すると爪がボロボロになります。
  • 頭皮乾癬 ― 頭皮乾癬では頭皮に掻痒性の紅斑が出来、鱗屑(皮膚の薄片)が生じます。紅斑又は鱗屑が髪の生え際からはみ出すことがあります。
  • 滴状乾癬 ― 滴状乾癬は十代の若者と小児に多く見られ、ウイルス又は細菌感染(連鎖球菌咽頭炎)により発症します。滴状乾癬は水滴状の腫脹が体幹、腕、足、及び頭皮に現れます。腫脹は細かな鱗屑で覆われます。滴状乾癬は生涯に1度だけ罹患する場合と、再発する場合があります。
  • 倒置乾癬 ― 倒置乾癬は真菌感染による炎症性の紅斑です。鼠径部、腋下、乳房の下、及び性器周辺など皮膚にひだが出来る部位に現れます。罹患部位は常に擦れるため、鱗屑は現れません。摩擦や発汗により症状が悪化することがあります。 
  • 膿疱性乾癬 ― 膿疱性乾癬は特異な形態の乾癬で、体に広く現れたり(汎発性膿疱性乾癬)、手、足、又は指先の狭い領域に現れます。皮膚に発赤や圧痛が生じてから数時間後に膿疱疹が現れます。疱疹は再発することがあります。汎発性嚢胞性乾癬は発熱、悪寒、極度の掻痒感、及び下痢が生じることもあります。ツンブッシュ膿疱性乾癬は汎発性膿疱性乾癬の特殊な病態で疱疹の直径が2から3mmで発熱を特徴とします。
  • 乾癬性紅皮症 ― 乾癬性紅皮症は症例数が最も少ない乾癬です。強い掻痒感又は灼熱感があり、落屑性の赤い皮疹が現れます。
  • 乾癬性関節炎 ― 乾癬性関節炎では皮膚の炎症と落屑、爪の陥没と変色、関節が腫脹と疼痛が現れます。症状は軽度から重度まであります。どの関節でも発症する恐れがあります。この疾患は他の乾癬より深刻ではありませんが、関節の固着や損傷を引き起こし、関節が永久に機能しなくなる恐れがあります。
  • 掌蹠乾癬は手のひらや足裏に角化性で落屑性の斑やプラークが出来、通常割れ目が現れます。

Keywords

乾癬性関節炎 psoriatic arthritis;乾癬性紅皮症 erythrodermic psoriasis;丘疹 papule;亀裂 fissure;掌蹠乾癬 palmoplantar psoriasis;尋常性乾癬 plaque psoriasis (psoriasis vulgaris);性器 genital;爪床 nail bed;鼠径部 groin;爪乾癬 nail psoriasis;爪剥離症 onycholysis;ツンブッシュ膿疱性乾癬 pustular psoriasis of von Zumbusch;滴状乾癬 guttate psoriasis;倒置乾癬 inverse psoriasis;頭皮乾癬 scalp psoriasis;膿疱性乾癬 pustular psoriasis;汎発性膿疱性乾癬 generalized pustular psoriasis;皮疹 rash;疱疹 blister;鱗屑 scale;連鎖球菌咽頭炎 strep throat