日本人が使いこなせない英語

医療現場で使われている英文を考察します。

何を強調したいかで、文の形(語順)が変わる。

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文の強調を変える。 Changing sentence focus

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肯定文では主語はほとんどの場合文の先頭に来る。

 

文の一部を先頭に置くことによりこの部分を強調することができる。

 

文の部分を強調するときは、副詞語句を文の先頭に置く。

 

 

例1

 

Streptomycin was discovered in the late 1940s for the treatment of M. tuberculosis.

 

ストレプトマイシンは1940年代に結核の治療に使えることがわかった。

 

 

 

「時」を強調するには、例2のように書き換える。

 

例2

 

In the late 1940s, streptomycin was discovered for the treatment of M. tuberculosis.

 

 

「用途」を強調するには、例3のように書き換える。

 

例3

 

For the treatment of M. tuberculosis, streptomycin was discovered in the late 1940s.

 

 

場所を表す副詞語句又は否定を表す副詞語句に動詞と主語が続く。

 

例4

 

In the hospital is considerable emphasis placed on gram-negative bacteria.

 

病院内ではグラム陰性菌に十分注意が払われる。

 

 

例5

 

On no account must the patient forget to take the prescribed medicine. 

 

患者は処方薬の飲み忘れがあってはならない。

 

 

 

情報を強調するには「the」、「情報の名詞」、「be」、に続けて「that節」、「wh節」、「to不定詞節」、又は名詞句が続く。

 

情報として「answer」、「conclusion」、「fact」、「problem」、「question」、「solution」、「trouble」、「truth」などがある。

 

例6

 

The problem is that the physician should provide detailed information within reasonable time constraints and yet not overwhelm patients with complex information in technical language.

 

問題は医師が時間の制約の中、詳細な情報を提供し、専門用語で複雑な情報で患者を困惑させないことである。

 

例7

 

The goal of palliative care is to prevent and relieve suffering and to support the best possible quality of life for patients and their families.

 

緩和医療の目標は苦痛の防止と軽減および患者とその家族の生活の質を最良にすることである。

 

 

情報を強調するためのこの他の方法として非人称代名詞「it」、「be」、「名詞節」、及び「関係詞節」を続ける。

 

例8

 

It is breast cancer that is the most common incident one in women worldwide.

 

世界で女性が最も罹患するガンは乳ガンである。

 

 

 

さらに、非人称代名詞「it」、「be」、「形容詞」、「to不定詞句」を続けることもできる。

 

例9

 

It is always useful to inquire what over-the-counter and alternative medications are being contemplated or used by the patient.

 

患者が検討又は使用している市販薬及び代替療法について質問することは常に有益である。