日本人が使いこなせない英語

医療現場で使われている英文を考察します。

人や物の限定した情報を追加する。

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関係詞節の制限用法 Defining relative clauses 

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既述の人や物に限定した情報を追加するとき、関係詞節の制限用法を使う。

 

人についての限定した情報を表すときは関係代名詞「that」又は「who」を使う。

 

物について限定した情報を表すときは関係代名詞「that」又は「which」を使う。

 

例1

In nonapneic patients, mechanical ventilation is indicated for patients who are breathing too slowly to maintain an acceptable oxygen saturation.

 

非無呼吸患者で呼吸が遅すぎ許容酸素飽和度が維持できない患者に人工呼吸器が必要である。

 

「patients」に限定して、さらに説明するのが関係代名詞「who」で導かれる関係詞節である。

 

 

 

 

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写真: 人工呼吸器

出典: London Health Science Centre

 

 

例2

Neurologic disease, particularly peripheral neuropathy that impairs sensation, can predispose to pressure ulcers, as can any neurologic condition that causes spasticity, contractures, or poor mobility.

 

神経疾患、特に感覚を麻痺させる末梢神経障害は、痙直、痙縮、又は移動困難を引き起こす神経症状と同様に圧迫潰瘍の素因となる。

 

「neuropathy」及び「condition」をさらに説明するのが関係代名詞「that」で導かれる関係詞節「impairs sensation」及び「causes spasticity, contractures, or poor mobility」である。

 

 

 

関係代名詞「that」、「who」、及び「which」は関係詞節の動詞の主語及び目的語を表す。

 

公式な英語では、関係詞節の動詞の目的語として「who」の代わりに「whom」を使う。

 

例3

Adolescents appreciate clinicians whom they trust and who can assure them of confidentiality.

 

若者は信頼でき、秘密を守る臨床医を見抜く。

 

「clinicians」を関係代名詞「whom」(関係詞節の動詞の目的語)と「who」(関係詞節の動詞の主語)で導かれる関係詞節でさらに説明している。

 

 

 

関係詞節の関係代名詞は前置詞の目的語とすることができ、フォーマルな英語では前置詞は関係代名詞の前に来る。

 

例4

Physicians should be intimately familiar with pain because it is the most common symptom for which patients seek medical attention.

 

患者が医師の診察を受ける最も一般的な症状が痛みであるため、医師は痛みについて習熟していなければならない。

 

関係代名詞「which」は前置詞「for」の目的語である。