日本人が使いこなせない英語

医療現場で使われている英文を考察します。

接続詞「since」と「after」の違い

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接続詞の「since」と「after」の意味は似ているが同一ではない。

 

「since」は特定の時または出来事の後に生じて一定の期間継続していることを意味する。

 

過去の出来事からそれ以降の過去まで、または現在までを表す。主節は現在完了、過去完了、または単純現在である。

 

例文1

The patient's cancer has not recurred(a) since(b) she underwent(c) the cancer surgery,.

 

患者はガン切除手術を受けた後、ガンは再発していない。

 

用語

cancer surgery

noun

ガン切除手術

recur

vi

再発する

 

解説

(a) ...  主節は現在までの継続を表しているため現在完了形を使っている。

(b) ...  接続詞「since」は時を表す従属節を導いており、出来事「cancer surgery」の現在までの継続を表している。

(c) ...  従属節は過去の出来事を表しているため過去形を使っている。

 

 

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例文2

The patient's cancer had not recurred(a) since(b) she had undergone(c) the cancer surgery,

 

患者はガン切除手術を受けた後、ガンは再発しなかった。

 

解説

(a) ...  主節は過去の継続を表しているため過去完了形を使っている。

(b) ...  接続詞「since」は時を表す従属節を導いており、出来事「cancer surgery」の過去の一定の期間の継続を表している。

(c) ... 従属節は主節より過去の出来事を表しているため過去完了形を使っている。

 

 

例文3

It has been(a) five years since(b) the patient underwent(c) the cancer surgery.

ガン切除手術から5年がたつ。

 

解説

(a) ...  主節は現在までの継続を表しているため現在完了形を使っている。

(b) ...  接続詞「since」は時を表す従属節を導いており、過去の出来事「cancer surgery」を表している。

(c) ...  従属節は過去の出来事を表しているため過去形を使っている。

 

 

 

「after」は出来事が生じた時間的順序を表すが、継続していることは意味しない。

 

例文4

The patient will undergo(a) the cancer surgery after(b) he receives(c) a radiation therapy that shrinks the tumor.

患者は腫瘍を縮小させる放射線療法を受けてから、ガン切除手術を受ける。

 

用語

radiation therapy

noun

放射線療法

shrink

vt

縮小させる

tumor

noun

腫瘍

 

解説

(a) ...  主節は将来の予測を表すため未来形を使っている。

(b) ...  接続詞「after」は時を表す従属節を導いており、主節より前に生じる出来事「radiation therapy」を表している。

(c) ...  従属節は一般的な出来事を表しているため現在形を使っている。

  

 

例文5

The patient underwent(a) the cancer surgery after(b) he had received(c) a radiation therapy that shrunk the tumor.

患者は腫瘍を縮小させる放射線療法を受けてから、ガン切除手術を受けた。

 

解説

(a) ...  主節は過去の出来事を表すため過去形を使っている。

(b) ...  接続詞「after」は時を表す従属節を導いており、主節より前に生じる出来事「radiation therapy」を表している。

(c) ...  従属節は主節より前の出来事を表しているため過去完了形を使っている。