日本人が使いこなせない英語

医療現場で使われている英文を考察します。

人の考えや感情を伝える表現 ― 間接話法

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Reporting structures expressing people's though and feelings

 

人の考えや感情は直接ではなく、間接的に表現することができる。

 

この表現方法を間接話法とよぶ。

 

間接話法は伝達節と被伝達節から作られる。

 

伝達節では人の考えや感情を表す動詞を使う。

 

被伝達節では「that」節を使う。

 

伝達動詞には人を表す目的語が必要なものと、必要としないものが存在する。

 

人を表す目的語を必要としない伝達動詞の例:

admit, mention, describe, explain, introduce, prove, propose, recommend, reveal, say, suggest

 

例文1

Researchers revealed that(a) patients experiencing acute attacks of asthma are using their accessory muscles of respiration.

研究者の報告から喘息の急激な発作が生じる患者は呼吸補助筋を使っていることが判明した。

 

用語

accessory muscle

noun

補助筋

respiration

noun

呼吸

 

解説

(a) ...  伝達節で伝達動詞「revealed」が使われ、被伝達節を「that」節で導いている。

 

 

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写真出典: Medical Journals

 

人を表す目的語のある伝達動詞の例:

alert, assume, brief, convince, inform, notify, promise, remind, tell, warn

 

 

例文2

The physician should inform the patient that(a) that there is no universal diet that is successful for irritable bowel syndrome.

医師は患者に過敏性腸症候群に効果がある一般的な食事は存在しないことを知らせなければならない。

 

用語

irritable bowel syndrome

noun

過敏性腸症候群

universal diet

noun

一般的な食事

 

解説

(a) ...  伝達動詞「inform」は人を表す目的語を必要とする。

 

 

 

人を表す目的語を必要とする伝達動詞は容易に受動態にすることができる。

 

例文3

The patient should be informed that(a) that there is no universal diet that is successful for irritable bowel syndrome.

過敏性腸症候群に効果がある一般的な食事は存在しないことを患者に知らせなければならない。

 

解説

(a) ...  伝達動詞「inform」における人を表す目的語が受動態の主語になっている。

 

人を表す目的語をとらない伝達動詞を使った伝達節を受動態にする場合は、非人称代名詞「it」を主語にする。

 

例文4

It was revealed that(a) patients experiencing acute attacks of asthma are using their accessory muscles of respiration.

喘息の急激な発作が生じる患者は呼吸補助筋を使っていることが判明した。

 

解説

(a) ...  伝達動詞「reveal」は人を表す目的語がないため、受動態にするときは形式主語として「it」が使われる。