日本人が使いこなせない英語

医療現場で使われている英文を考察します。

叙述形容詞を修飾する「to」不定詞句

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Infinitive phrases modifying predicative adjectives

 

「to」不定詞句は副詞として叙述形容詞を修飾する。

 

叙述形容詞は文の主語を修飾し、連結動詞により主語に結びついている。

 

例文1

The persistent treatment(a) for this patient was(b) futile(c).

この患者に対する長期の治療は無駄であった。

 

用語

futile

adj

無益な

persistent

adj

持続的な

 

解説

叙述形容詞「futile」(c)は主語「treatment」(a)を修飾し、連結動詞「was」(b)は叙述形容詞を主語に結びつけている。

 

 

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写真出典: CHOICES FOR MEDICATIONS

 

例文2

Patients suffering from intermittent severe symptoms are wise(a) to see medical specialists for diagnoses(b).      

間欠的に現れる重度の症状で苦しんでいる患者は専門医師の診察を受けることが賢明だ。

 

用語

intermittent symptom

np

間欠性の症状

medical specialist

np

専門医

 

解説

「to」不定詞句「to see ...」(c)が叙述形容詞「wise」(b)を修飾している。ただし、叙述形容詞すべてに「to」不定詞句が続くわけではなく、辞書で確認が必要である。

 

 

「to」不定詞句が続く叙述形容詞の例:

afraid, anxious, bad, difficult, ready, wise, wrong,

 

 

「to」不定詞句が叙述形容詞を修飾しているか、それとも動詞を修飾しているかを調べる方法。

 

例2において、「to」不定詞句を文の先頭に移動してみる。

 

例文3

To see medical specialists for diagnoses(a), patients suffering from intermittent severe symptoms are wise.

 

解説

前置詞句を文の先頭に移動すると意味が全く通らなくなり、叙述形容詞を修飾していることがわかる。